ティエリー・エルメスによって1837年に立ち上げられた「エルメス」。もともとは高級な馬具商店でしたが、徐々にその技術を活かしたレザー・アイテムをあつかうようになり、1920年代に入って本格的にバッグをあつかうようになりました。
ファスナーをバッグにつけたのは、このエルメスが初めてです。現在ではプレタポルテからボールペンまで、なんでも展開しております。
こちらは、そんなエルメスのフレグランス・ラインから、2016年に発売されたレディス香水です。2004年に発売されて大ヒットした「オー・デ・メルヴェイユ」がオリジナルで、今回はそのシリーズのニュー・ファミリーとなっております。
このシリーズはラインナップ数が多いので、他の作品と混同しやすいかもしれません。この作品も、デザインが「オー・デ・メルヴェイユ・コンステレーション」などと似ておりますので、おまちがいありませんように。
「ブルー」ということで、香りはアクアティック・アロマティックの香調がベース。ウッドの香りをアクセントにした、シンプルながらもリリカルな一品にしあがっております。
香りはいたってシンプルで、シー・ノート、ウッディー・ノート、パチョリからなります。トップ、ミドル、ラストという区分けではなく、まとうひとによって香りかたが変化する印象です。
そのあたりもオリジナルの「オー・デ・メルヴェイユ」と通じるかもしれません。
調香は、2017年にマエストロのジャン・クロード＝エレナから引き継いだ、女性パフューマーのクリスティーヌ・ナーゲル。カルティエの「デリス」や「オー・デ・カルティエ」、ジョルジオ・アルマーニの「シィ」、ジョー・マローンの諸作品などの調香も手がけております。
基本的にはマリン・ウッディーなトーンで、「ブルー」というネーミングに実にピッタリくるような、ファンタスティックでセンスのいい一品です。
重すぎず軽すぎずのバランスも絶妙で、使い勝手もとてもいいと思います。プライヴェートなシーンであれば、シーズンを問わずにお使いいただけるでしょう。ボトルもすごくキレイなデザイン。美しいブルー・カラーが目を惹きますね。
●直射日光のあたるお肌に香水をつけますと、まれにかぶれたりシミになる場合がございます。
●可燃性製品は火気には十分ご注意ください。
●傷やはれもの・湿疹など、異常のある部位にはお使いにならないでください。
●フレグランス商品は、シルク・薄い布地や白または淡い色の衣服には、シミになることがありますので、直接おつけにならないでください。
●目に入ったときは、直ちに洗い流してください。
●乳幼児の手の届かないところに保管してください。
●極端に高温または低温の場所、直射日光の当たる場所には保管しないでください。
●使用後は必ずキャップをしっかりと閉めてください。
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※原産国が複数ある商品につきましては、入荷の時期により原産国が異なりますので、予めご了承ください。
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